2021/12/01


今回ご紹介する本は哲学の本を分かりやすく書いた本です。
コロナに散々振り回されたこの1年間、振り返ってみていかがでしたでしょうか?
辛い時や苦しい事があった時こそ人間は色々考えますよね。
逆に言うとこういう出来事がないと人間は省みないという側面があります。
苦しい辛い時の考え方として、この本を紹介させて頂きます。

奴隷の哲学者 エピクテトス
人生の授業
荻野弘之/かおり&ゆかり(漫画)
この生きづらい世の中で「よく生きる」ために
奴隷が奴隷でありながら、いかに真の自由を手にするかーー。
異色の古代哲学者から学ぶ「不惑」の生き方・考え方
ダイヤモンド社

人間辛い苦しい時こそ本質が問われますよね。
では、本の文面をいくつか紹介させて頂きます!
『もっと自由に生きたいが・・・』
自由に生きることができないという悩みについて→本当の自由とは自分の考え方、心の自由の事であるという事に気づく事である!
SNSなどで美味しい食事や旅行の写真などをみると平日なのにいいなぁとかお金があっていいなと考えがちであるが、こんな事は『自由ではない』という事に気づく事から始める。

つまり金や物事に執着すると『今度はそれが基準になったり失う事に囚われてしまう。』
要は地位や名誉にしがみつくなという事です。
そんな事よりも自分の頭の中で想像力をかきたてて自分の本当にしたい事、好きな事に目を向け、それに向かって歩み出す事が本当の自由であるという事である。
つまり自由は自分の中にある!という事ですね。
SNSのこの時代には“ビビッ”と来る言葉ですね。

ではもう1つ『自分の欲望になかなか勝てない・・・』
なるほどめっちゃよく分かります。
例えばお腹がすいた・・・/今日は何もしたくないといった目先の欲望に人間はついつい負けてしまいますよね・・・ではこういった時にどう考えるのかというと・・・

『今、目先の欲望に捉われると、いつか来るもっと大きな試練の時にもっと大変な事になってしまう』
という風に考えるようにしなさい。
なるほど、酒を飲み、食べて運動しないでいると糖尿病になってしまい人生の後半がより大変な事になってしまうといった感じでしょうか?

今回のコロナも
災害は忘れた頃にやってくると言ったように、またいつか予期せぬ大きな苦難がやってくるという事を認識する。
そしていつも簡単な道を選択するばかりではなく小さな苦痛を普段から選択し、いつかくる大きな苦難を軽減する。
という考え方をもつということ、そしてその小さな苦痛の時に自分の感情、考え方を客観的に分析し、自分を修正していくということ。

例えるなら普段から自分に保険を掛けるような感じですかね。
そして日常より基準を下げておき、自分の考え方を整理・修正していくという事です。
古代のローマの時代からこのような考え方であった事が驚きですね。
古典はいつも真理を教えてくれるような感じで読んでいて大変面白いです。
皆さん今年1年間振り返ってみてどうでしたか?
要は「自分の考え方」次第という事ですね。

理事長 山田 武史
