H29.07.03 第2回 ABAのセミナーを受講しました。

6月12日上村裕章先生の応用行動分析学(Applied Behavior Analysis)のセミナー第2回に参加しました。

ここでは”人間の行動に焦点をあて、その行動を変えていく”ということを勉強しています。

全11回のセミナーですが2回を受講し終えて私は「なるほど」と納得することが多く、とても難しいと感じました。


まず初めに行動には目に見える行動は、行動している人以外の人も観察でき、記憶できる行為(食べる・走る・叩く等)です。

目に見えない行動は呼吸や思想です。

ABAでは行動のデータを取りますがここでの行動とは目に見える行動の事を指します。

目に見える行動でも”死人ができる行動は行動として扱われない”という決まりがあり、これを”死人テスト”と呼びます。

死人テストをクリアすれば行動として扱うことができます。

例えば①廊下は走らない ➁食事中に徘徊しない

ここの2つは「~ない」と表現がされていて死人でもできてしまうので行動にはなりません。

しかし、①廊下は歩きましょう ②食事中は座りましょう という風に言い方を変えるだけで行動として扱われます。


第2回では<行動と行動変化の推測>について学びました。

変えるべき行動を標的行動と呼び観察して記録をつけていきます。

その方法について教えていただきました。


記録するためには、まず標的行動の定義をします。

誰が記録をとっても正しく記録ができるようにします。

例えばできたら「○」、できなければ「×」の記録をとると決めて、標的行動を”教科書を開き勉強する”と設定します。

これは観察者の見方によって評価が変わってしまうので、望ましくありません。

「勉強ってなんですか?」「時間はどれくらいですか?」と考えだすとキリがありません。

なので誰がみてもわかるように教科書を開き、問題を10問解いた時。

音読を10ページした時。と勉強の内容や時間、場所などをあらかじめ決めておきます。

2人の観察者が別々にその行動を観察しても一致するように行動は記述しなければいけないということです。

このことを仕事の中でも活用できればとても具体的でわかりやすい説明や問診ができると思います。


今の私には死人テストをクリアできない行動が習慣として多く身についてしまっているので、脱習慣として新習慣を作っていくことが必要です。

習慣を変えることはとても難しく、意識しないと変わらないことだと思います。

このセミナーを受講していなければ変えようという意識も芽生えなかったかもしれません。

残り9回のセミナーと日常の中で自分自身も新習慣を作っていき、死人テストクリアの行動かどうか考え行動していきたいです。


衛生士 山下葵