南河内食のネットワーク 勉強会に参加してきました

こんにちは、衛生士の檜山です。

私は、6/8(水)南河内食のネットワーク 勉強会Vol.3「胃ろうからの卒業~患者の立場から~」に

参加して参りました。


ある日、脳梗塞で倒れ入院

初めは食べれていた病院食の量が徐々に減り、食事レベルも低下。けれど、とろみ食が嫌で頑なに拒否されていたそうで、

お茶にもとろみをつけられてからはそれも拒んだそうです。

食欲不振で点滴と栄養ゼリー、血糖値が上がる、退院予定日は迫ってくる


ご家族は瘦せていくお父さんを何とかしてあげたいと、胃ろうを決断されたそうです。

胃ろうに対していいイメージがなく、ネガティブなことばかり考えていたそうですが

ある時出会った方に積極的な胃ろうもあるんだよ….と教えられ

考え方を改めるきっかけとなったそうです。


胃ろうになっても外せることだってできる….希望はある!


けれど当のご本人は、食べたいけれどとろみは嫌、見た目が何かわからないものは食べ物ではないと

一貫しておられ、食べる口は有るが機能しない状態が続いたそうです。


そんな時関わった栄養士さんが、目の前で色々な食材をミキサーにかけ作った見た目こそ

何かわからない物を食べたそうです。

自分の為に一生懸命工夫して作ってくれている熱意が伝わったのでしょうか?

心を動かすものがそこにあったのでしょうか?


それからは少しずつ食べる訓練を再開していったそうですが、リハビリスタッフの焦る気持ちとは裏腹に、

ご本人は急に良くなるとは思っていなかった、ゆっくりゆっくり進めば良いと思っていたそうです。

訓練はしんどかったらしく、どうやってさぼろうか考えていたらしいです(笑)


食べたくても食べられない時期は、舌を引きちぎりたい気持ちになったそうです。

胃ろうでは、満腹感や満足感は得られずのどが渇いたそうです。

お酒が好きでビールや焼酎を飲みたくなったと言われていました。


今はリハビリが進み胃ろうを外し好きなお酒も飲むことが出来るまでになっておられています。


支援者に伝えたい事…..

管理から解放されたい。本人の意見、意思を尊重してほしい。

ここまでいけば良いほうですとか食はお楽しみですとか、限界を作らないでほしい。

希望が見いだせなくなりすごくつらかったそうです。


お話を聞いて私は、普段の何気ない言葉が患者様にどう受け取られているのかよく考え、

ネガティブにならず限界を作らず、他職種で連携して支援することが大切であると思いました。


明るく前向きに頑張ること、ゆっくりでも着実に進んでいくこと….

学ばせて頂きました。


檜山DH